教育方針はぼちぼちまとめておかないと。
そんな時期になりました。
幼児教室に添削に出しても、
ここはゼロから作ってはくれませんよ。
表現上の微修正を加えてもらえるだけ
だと思っておいたほうがいいです。
とはいえ、ここは願書でも面接でも要となるだけに、
じっくりと練り込みたいものです。
ホイホイできてしまった、というご家庭のほうが稀だと思います。
そもそも教育方針は、
ママやパパの頭のなかにはしっかりあるはずです。
だってもう、何年も子育てをしていらっしゃるのですから。
すでに頭の中にあり、子どもが生まれてから今までの間に
感覚的にしてきた事柄を整理して、
文章化する作業を始めましょう。
なんかこう、うまくいかない…、と考えているママパパは、
いきなり方針を書こうとしていませんか?
教育方針は、一本の教育理念の下に、
複数本がぶら下がる構造だ考えて構成すると、少しは楽になるはずです。
つまり方針を固める前に、理念を文章化しないと苦労します。
教育理念と書くとたいそうなものに感じますが、これは平たく言えば
“どんな子どもに育てたいか”=“どんな人間で在ってほしいか”
という親の願いにほかなりません。
そういったものが家訓として存在しているご家庭も、少なくないのでは。
そして教育方針は、教育理念にそった人間に育むために
必要と考える具体的なこと=実践している(したい)ことです。
そしてそれらの言葉を、見やすくわかりやすいフレーズに整えます。
何が書いてあるのか、ちっともわからない…。
というママは、手に入れた学校案内をもとに下記の作業をしてください。
学校が考える目指す子どもの大概念(教育理念)を抜き出しましょう。
その大概念を実現するために、行っているまたは
目指しているという事項を抜き出しましょう。
多くの場合、見出しになっているので、
簡単にできるはずです。
そして抜き出した言葉を、学校の垣根を取り払い、仲間わけをしましょう。
すると言い回しは違うものの、
実は、どこの学校も同じことを言っている、ということに気づくはずです。
我が家の教育方針は、およそ下のような構造で
考えればいいということがわかりますね。
|--- 思いやりがらみ
|--- 知育がらみ
理想の人間(子供)像-|--- 努力がらみ
|--- 我慢がらみ
|--- 常識がらみ
|--- 我が家ならではの何かを加える←重要
そしてそれぞれに実際に行っている(予定の)
具体例を挙げてみましょう。あとは文章力の問題です。
具体的なフレーズは、今ここでは書きません。
読むと頭から消えなくて、どうしても似てきがちになっちゃいますから。
教育方針のまとめや面接対策のための
How to本が気になっている人もいるようですが、
難関・名門校を目指すママには時間の無駄です。
中堅校以下なら、あれでも通用するのかもしれませんが。
見たいのなら、立ち読みで十分。
どうせ読むのなら、言葉や考え方を拾いやすい
こういう類の本にしましょう。
●思いやり
●思いやりのこころ
●思いやりを育てるしつけ51のヒント―幼児からの子育てに自信がもてる本
●教育者へのドン・ボスコのことば 改訂版
●「ガマン」を教えれば「やる気」のある子に育つ (WIDE SHINSHO)
●「がまんできる子」はこう育てる (PHP文庫)
また関連する話を本家お受験ママ★カフェにまとめてあります。
ご一読しておくことをおすすめします。
クリックしてね!

にほんブログ村